2019年7月10日

第20回運営委員会

【日本脳科学関連学会連合 第20回運営委員会 議事録】

日時

2019年5月19日(日曜日)15:00~16:00

場所

TKP品川カンファレンスセンター カンファレンスルーム4B
東京都港区高輪3丁目26番33号 京急第10ビル

参加者

(敬称略)
伊佐 正 (日本神経科学学会)
岡部 繁男(日本解剖学会)
川人 光男(日本神経回路学会)
山脇 成人(日本神経精神薬理学会)
和田 圭司(日本神経化学会)
荒木 信夫(日本自律神経学会)
斉藤 延人(日本脳神経外科学会)
高橋 良輔(日本神経学会)
松田 哲也(代表補佐)

事務局:理化学研究所 脳神経科学研究推進室 馬渕、孝子

議事

(1)広報委員長より提出された委員名簿の議決
上田広報委員長からの名簿が提出されてから議決を行うこととなった。
追って、上田広報委員長からの名簿が提出され、以下の4名の評議員が広報委員として
承認された。
和田圭司(日本神経化学学会)
青木茂樹(日本磁気共鳴医学会)
勢井宏義(日本睡眠学会)
三木幸雄(日本神経放射線学会)

(2)会計監査委員選出
黒澤 美枝子(日本自律神経学会)評議員、 鈴木 匡子(日本神経心理学会)評議員が推薦された。追って、本人の意向を確認し、推薦通りに選出された。

(3)ブルーバックスWebの連動企画への協力依頼について
具体的なスキーム、脳科連としての責任体制、負担、対価を小泉脳科学リテラシー委員長に再提出してもらうこととした。

(4)将来構想委員会の活動について(委員名簿、WG名簿添付)
将来構想委員会委員長と連合代表、副代表が協議して大塚委員を副委員長として任命した。今後も、緊急性の高い事項については、運営規約第22条により緊急声明を出すことを確認した。副委員長選出については手順が規約にのっとって行われたのか質問があり、後で議論することになった。

(5)次期医療分野研究開発計画、日本学術会議の関連分科会との連携について
内閣府健康・医療戦略推進専門調査会から、研究プロジェクトがモダリティーを中心に再編されるという意見が出されているとのことだが、脳科連としてはモダリティーについて意見表明せず、静観する方が良いのではないかという意見があった。脳プロ、革新脳、融合脳の事業終了後の新規プロジェクトの動向については注目すべきである。特にポスト融合脳については、将来構想委員会で議論する必要がある。(WG1のメンバーを入れ替える。)文科省・脳科学委員会の作業部会でのプレゼンを視野に入れてまとめるのが良い。

(6)International Brain Initiative(IBI)について
岡部委員が共同代表となった。複数のワーキンググループがあり、日本はデータベースの立ち上げを担当する。事務局は生理研。

(7)脳科学オリンピックの支援体制について
脳科連が主催となり、脳の世紀推進会議が運営事務局となることで、文科省の後援が承認された。脳科連では、脳科学オリンピックは脳科学リテラシー委員会が対応しているが、脳科学オリンピック実行委員会が脳の世紀推進会議に、脳科学オリンピックが日本神経科学学会にあり、複雑になっている。現状では日本神経科学学会の委員会に依存しており、規模が大きくなると負担が重くなるので、脳科連の他の学会の関与も必要なのではないかという意見が出されたが、脳科学オリンピック委員会を一本化するのかどうかも含めて、日本神経科学学会と検討する必要があるとの意見が出された。

(8)将来構想委員会の副委員長について
運営規約で「将来構想委員長は副委員長を置くことができる。」(委員長が指名することができる。)という文言を追加することが提案された。今期については、副委員長は外部委員の要素の強い2号委員、3号委員でも構わないとすることにした。利害関係を考慮し、次期以降については学会の代表である1号委員が副委員長候補となるべきではないかという意見がなされた。代表から、副委員長選出方法については、これまでの経緯も踏まえて確認する必要があるので、運営委員会で検討する旨の発言があった。

以 上