2022年6月8日

第1回産学連携諮問委員会

【日本脳科学関連学会連合 第1回産学連携諮問委員会 議事録】

日時

2022年5月6日(金)12:00-14:15
(プレ会議1:2022年4月30日10:00-11:00、プレ会議2:2022年5月2日13:00-14:00、ポストメール審議:5月13-30日)

場所

Web会議(Zoom会議)

参加者

阿部 修、池田 昭夫、池田 和隆、大隅 典子(プレ会議2)、岡野 栄之、尾崎 紀夫、小澤 一史、加藤 忠史、川合 謙介(プレ会議2)、工藤 與亮、黒田 輝(プレ会議2)、後藤 純信、齊藤 延人、高橋 良輔(プレ会議1)、竹島 多賀夫(プレ会議1)、田中 謙二、林(高木) 朗子、平田 幸一(プレ会議2)、藤原 一男、松田 哲也、山脇 成人(プレ会議1)、石山 健夫、上野 太郎、小原 喜一、菊地 哲朗、北 陽一、白尾 智明、萩原 一平、菱田 寛之、平田 晋也、守口 善也
オブザーバー参加:伊佐 正(脳科連代表)
(以上敬称略)

議事次第

1.自己紹介
2.収録済み動画の視聴(高橋委員、竹島委員、川合委員、黒田委員、平田幸一委員、大隅委員)
3.委員長互選
4.委員会で情報共有しておくと良いことの情報提供
5.優先検討テーマについての議論
6.今後のスケジュール

議事内容

・池田委員(産学連携諮問委員会準備WG長)より産学連携諮問委員会の準備経緯等が説明された。
・オブザーバーとして参加の伊佐脳科連代表より、脳科連の紹介、産学連携諮問委員会の位置づけ等が説明された。本委員会が脳科学研究者のニーズに合ったものであること、政府への脳科学分野での産学連携の在り方を伝えることが重要な任務であること、加盟学会との役割分担が重要であることなどが説明された。

1.自己紹介
・名簿の確認が行われた。
・各委員から自己紹介がなされ、所属学会・法人、役職、専門などが紹介された。

2.収録済み動画の視聴(高橋委員、竹島委員、川合委員、黒田委員、平田幸一委員、大隅委員)
・自己紹介に加え、本委員会で取り組むべきテーマなどの意見も出された。

3.委員長互選
・池田委員が委員長に選出された。
・連携法人側からの副委員長として萩原委員、学会側の副委員長として阿部委員が指名され、承認された。

4.委員会で情報共有しておくと良いことの情報提供
・日本学術会議での「未来の学術振興構想」や、国の2024年の健康医療戦略に、脳科学の産学連携が盛り込まれると良い。
・文部科学省のライフサイエンス課でのライフサイエンス委員会脳科学作業部会での検討状況を把握すると良い。
・脳科連にはCOI委員会が発足する見込みである。

5.優先検討テーマについての議論
・産学連携諮問委員会準備ワーキンググループで検討されてきた、以下の産学連携諮問委員会活動内容(案)が示され、賛同が得られた。

産学連携諮問委員会活動内容(案)

脳科連運営委員会の諮問を受けて、産学に跨る脳科学コミュニティの産学連携に関する事項の総意形成およびその政策提言に資する活動を行う。個別の産学連携事業の実施は、会員学会、連携法人会員、既存・新規の産学連携コンソーシアムなどで行われるよう、方向付けの役割を担う。具体的には以下の活動を行う。

<中核活動>
1) 委員会の定期的開催
2) テーマごとにワーキンググループを設置
3) 産学連携推進支援企画を脳科連運営委員会あるいは脳科連将来構想委員会に提案
4) 産学連携政策を官庁へ説明

<その他の活動(今後委員会で優先順位を検討)>
5) 産学官のフォーラム設立
6) 脳科連連携法人会員のオープンサイエンス公募の会員学会への周知
7) 新治療薬・新医療機器に関する共催シンポジウム企画
8) 会員学会と脳科連連携法人会員との橋渡し
9) 脳科連連携法人会員がアカデミアについて知りたいことの会員学会への調査
10) 会員学会が知りたいことの脳科連連携法人会員での調査依頼
11) 有志企業等との意見交換会
12) 既存・新規の産学連携コンソーシアムとの意見交換会
13) 関連官庁との意見交換会
14) 海外での脳科学領域の産官学連携情報の共有と提言への反映の検討
15) ベンチャー企業や海外企業を含む新規の脳科連連携法人会員の探索
16) 国内外における脳科学領域における産学連携研究の動向調査

6.今後のスケジュール
・次回第2回会議は夏の開催を予定。
・会議以外に、メールでの審議を進める予定。

以 上