===========================
脳科連バイマンスリーメールマガジン 2020年9月号(No.2)
http://www.brainscience-union.jp
===========================
日本脳科学関連学会連合会員学会及び評議員の皆さま
9月に入り台風災害が続きました、被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。
バイマンスリーメールマガジン9月号(No.2)をお届けします。
お手数ですが、貴学会内の会員の皆さまへのメール配信をお願い致します。
❏今号のコンテンツ
・脳科学オリンピック
・第1回リレーエッセイ
・活動報告(8〜9月)
・広報委員会からのお知らせ
・事務局だより
【脳科学オリンピック国内予選 令和元年度活動報告/令和2年度活動予定】
脳科連・脳科学リテラシ-委員、ブレインビー日本ナショナルコーディネーター
奥村 哲
1. 2020年世界大会(ワシントンDCで8月に実施予定)のための第7回
日本大会の地区予選大会(2019年実施)は6ケ所(東北、関東、中部、
関西、中四国、九州)で行い、115名が参加した。
ただし新型コロナウィルス感染拡大の影響で8月に予定されていた世界大会は
中止となり、そのために4月に予定していた国内最終選考会も実施できなかった。
そこで第7回日本大会については各地の代表に成績が優秀だった1名を加えた
7名を全員入賞者として扱うこととした。
2. 第8回大会の地区予選大会については、実施時期を2020年の夏期から、
2021年の春に延期して実施することとした。
実施方法については新型コロナウィルス感染拡大を防ぐ為に、全国100会場
以上の中から参加者自身が選んだ会場で分散して実施するCBT方式で
行うことを計画中である。
2021年の世界大会は現時点では8月にサンディエゴで開催予定である。
次年度以降、コロナウィルス感染拡大が終息した後は、新潟大会、北海道大会
などの実施も検討し、会場数自体は全国9~10箇所程度に抑えつつ、
当面は各地での参加者増や高校教員への宣伝など、イベントの定着を
はかることを重視する。
参加者総数としては全国で数百名規模の大会としたい。
3. Brain Facts Book日本語版のWeb出版については、櫻井武京都大学
特定教授のご尽力も得て、SfNからBrain Facts Bookの翻訳許可を正式に得て、
京大医学部学生有志による翻訳(櫻井先生監訳)を行いWeb公開を行っている。
https://pub.idisk-just.com/fview/CW1_iPV41pRnHp8reyfhC9k15brNV8jedD-9pqFnZYYr77DCyGOzBd2a4AmxrHmswSmRReB1e5I
4. 日本脳科学関連学会連合への要望
今後も、脳科学オリンピック(ブレインビー)日本プログラムの充実のため、
会員学会の皆様におかれましては、寄付金のご提供、さらには可能であれば、
人的支援につき、ご協力の程よろしくお願いいたします。
(2020年9月28日)
【第1回リレーエッセイ】
日本神経内分泌学会(http://www.nacos.com/jns/j/) 理事長 上田陽一
リレーエッセイ企画のスターターを務めさせていただきます。
今夏は最高気温が40℃を超えた地域がいくつもあったほどの猛暑の日々に加え、
新型コロナウイルス感染の広がりによりマスクを手放せない新しい日常を
経験することになりました。
多くの学会総会や学術集会などが次々と延期・中止となり、Web開催や
ハイブリッド開催に踏み切ったところも多くありました。
今、新しい学会のあり方が問われています。
日本神経内分泌学会は、その名の通り神経系と内分泌系の架け橋となる
神経内分泌に関する基礎・臨床、そして多分野の研究者が集う学際的な学会です。
今年11月に予定されていました第47回日本神経内分泌学会学術集会(奈良)は
来年秋に延期となりました。
しかしながら、神経内分泌学の進展をキャッチアップしつつ最新の情報を
共有することを目的に学術集会の代わりに主に若手会員によるWeb配信を
今秋に企画しています。
この1年の国内外の神経内分泌学の進捗状況のサマリーとして
The Year(基礎編・臨床編)、最近の研究成果のトピックス発表を予定しています。
本学会には、昨年若手の会(NGENES)が発足しました。NGENESは、
Next Generation of Japan Neuroendocrine Societyの略称で、学会の使命の
一つである次世代育成のため、伝統ある神経内分泌学の遺伝子(GENE)の継承と
さらなる発展という願いが込められています。
最後になりましたが、コロナ禍の収束と日本脳科学関連学会連合の皆様の
ご健勝を祈念しています。
次回のリレーエッセイは勢井宏義広報委員(日本睡眠学会)にバトンタッチされます。
【活動報告(8〜9月)】
・第16回評議員会(Web会議)が開催されました。(9月23日)
・脳科学オリンピック、文科省への「文科省後援」名義使用の申請:
2019年予選大会については、文科省による後援を得ることができました。
次回大会の後援名義使用についても、コロナ対策で延期した予選開催時期を
確定後、改めて継続していただく申請を行いたいと考えています。
【広報委員会からのお知らせ】
・次号のメールマガジン(No.3)は11月下旬の発信を予定しています。
・Webの会員学会一覧を更新しました。
代表・理事長・会長名が表示され、学会会員数が更新されています。
・パンフレットを更新中です。
・脳科学豆知識:このコーナーは脳科学に関して一般の方向けに分かりやすく
解説しています。第18回目が掲載されました。
光遺伝学について小澤貴明先生(大阪大学蛋白質研究所・
日本神経科学学会、日本心理学会)にご寄稿いただきました。
http://www.brainscience-union.jp/trivia/trivia2018
次回の豆知識の寄稿は、宝田美佳先生(金沢大学医薬保健研究域医学系
神経解剖学講座・日本解剖学会、日本神経化学会、日本神経科学学会、日本薬理学会)にバトンタッチされます。
【事務局だより(主に会員学会事務局向け)】
・脳科学オリンピック寄附金募集のお知らせを別途配信させていただきました。
ご確認くださいますようお願い申し上げます。
・メールマガジン内容へのご意見やお問い合わせは、貴学会の事務局経由で以下までお願いします。
❏日本脳科学関連学会連合事務局