2017年7月24日

第16回運営委員会

【日本脳科学関連学会連合 第16回運営委員会 議事録】

日時

2017年6月28日(水曜日) 15:15~15:30(※評議委員会に引き続き実施)

場所

理化学研究所 東京連絡事務所

参加者

(敬称略)
岡部 繁男(日本解剖学会)
高橋 良輔(日本神経学会)
山脇 成人(日本神経精神薬理学会)
柚崎 通介(日本神経科学学会)
斉藤 延人(日本脳神経外科学会)
秋山 治彦(日本認知症学会)

議事

(1)新規学会加入審査に係る覚書案について
評議委員会で上がった意見を踏まえ検討し、以下の認識で一致した。

・当該学会の財務体質や法人格等の客観的な基本情報の提出を求める
・当該学会と連合の親和性や整合性といった文言を加え、審査基準とする。
・規模感については現時点では定めず、当面はこれを入会拒絶理由とはしない

これを踏まえ、覚書案及び以下の要素を盛り込んだ入会申込書の雛形案を事務局において作成、運営委員が確認することとした。

・会則の有無                ・法人格の種別
・学会誌の発行の有無、ある場合は日英の別  ・対応する国際学会の有無
・スポンサーの援助による学会開催実績の有無、ある場合は明記 
 注:企業等の援助を受けたシンポジウム、ワークショップ等の比率が学術大会において占める比率に関する情報
・(提出物として)直近学会のプログラムのコピー

(2)脳科学リテラシー委員会について(高等教育における教科書および指導要領改善について)
岡部代表より初等・中等教育局の合田教育過程課長との面談について報告があり、今後の対応について検討した。

・現実的には教科書に手を入れることは大きな労力がかかり難しい。副教材を作成するか、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)等へ働きかけをしていくことが効果的ではないか。
・実働部隊としての活動は神経科学学会に中心となってもらいたい。
・今後、高校の単位制度の見直しにより専門家の出張授業が単位として認定される制度が検討されていると聞いている。詳細は現時点では不明だが、SSHの運営についても今後変化があると予想される。

本件については引き続き対応を運営委員会で検討することとした。また、事務局より本委員会の位置づけについて確認があり、岡部代表より、現時点では将来構想委員会や広報委員会の様な規約に定められた委員会とは位置付けず、アドホックな委員会として扱うこととしたい旨提案があり、了承された。

以 上