2024年7月21日
NEURO2024大会企画「オープンアクセス(OA)義務化の政府方針と課題について」
ランチタイムディスカッション
「オープンアクセス(OA)義務化の政府方針と課題について」
日時:7月25日(木)12:00-12:50
会場:第9会場(福岡国際会議場4階)
※お弁当を提供します。
オーガナイザー(敬称略):小泉 周(自然科学研究機構)、大隅 典子(東北大学)
ご登壇&パネル(敬称略):林 和弘(文部科学省・科学技術・学術政策研究所) 菅野 康太(鹿児島大学)、篠田 陽(東京薬科大学)
内容:
昨年5月のG7科学技術大臣会合でオープンアクセス(OA)推進が表明されたのに続き、日本政府も2月16日、正式にOA方針を発表した。この方針においては、2025年以降に採択される科学研究費補助金などの公的資金による研究プロジェクトはすべて、研究成果論文(出版版または最終著者原稿)および研究の根拠となるデータのOA化が義務づけられる。この世界的な潮流の背景には、出版業界におけるビジネスモデルの世界的なシフトがある。従来の購読モデルから出版モデルへのシフトが進む一方で、OA化に伴う論文掲載料(APC)の増加は学術界の研究活動にとって特に重い負担となっている。
本セッションでは、オープンアクセス義務化に関する政府の政策を検証し、その課題について若手研究者と議論する。
NEURO2024大会 https://neuro2024.jnss.org/special-program.html#sp04