第15回評議員会
【日本脳科学関連学会連合 第15回評議員会 議事要旨】
日時
2020年5月26日(火曜日)(メール配信日)
~6月23日(火曜日)(選挙結果報告日)
参加者
評議員 全93名
方法
メール審議
報告事項:1
山脇代表発信
連合運営規約改正に先立ち、5月29日に山脇代表より脳科学オリンピックについて以下2点の説明がなされた。
・予定されていた業者との寄附金の会計業務委託は中止となり、今後、寄附金は契約先が決まるまで脳科連事務局で預かることとなった。
・脳科学オリンピック日本大会ナショナルコーディネーターを脳科学リテラシー委員会に置くこととする。
議決
山脇代表の代理で事務局より以下3点の議事について評議員に連絡がなされた。
1. 議事要旨
第13回評議員会:代表、副代表選出(Web投票にて選出、議決済)
第14回評議員会:運営委員選出(Web投票にて選出、議決済)
2. 連合運営規約改正
2名の評議員及び松田代表補佐より意見があり、加筆修正を行った規約改正案のさらなる意見聴取が行われた。
3. 2019年決算および監査について(鈴木会計監査委員、黒澤会計監査委員)
3点の議事について、全評議員の承認を得た。
活動報告事項
以下の報告事項について山脇代表から発信された。
1. 第12回評議員会議事録 Webに掲載済。
2. 運営委員会からの活動報告
第20回運営委員会議事録はWebに掲載済。
3. 将来構想委員会からの活動報告(尾藤委員長)
WG1~WG4の活動報告が以下の通りになされた。
(1) WG1 「2020年マスタープランへの対応」
「健康社会の創成と国際連携に向けた多次元脳・生体イメージングセンターの構築」をとりまとめ、2019年3月に2020年マスタープラン(基礎医学分野)へ申請し、2020年1月に日本学術会議マスタープラン2020において学術大型研究計画(区分I)として選定された。引き続き、重点大型研究計画の対象となり、WG1にてロードマップ2020への申請を進めている。
(2) WG2 「ゲノム医学への推進に必要な精神・神経疾患ゲノム」
「精神・神経ゲノム情報管理センター(Integrated Center for Neurology and Psychiatry Genomics: iCNPG)提案書」をとりまとめ、2019年9月に発表した。その後公官庁・国研等にて提案説明した。これに関連して、AMED令和2年度 「ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(先端ゲノム研究開発)」公募研究開発課題の疾患研究枠において精神疾患分野が取り上げられている。
(3) WG3「臨床データべースとAIを用いた解析・産学連携」
WG3にて「臨床試験に資する精神・神経疾患データべース構築と人工知能を用いた診断補助・ビッグデータ解析に関する産学官連携の提言」をとりまとめ、2020年4月に発表した。今後、各方面への提言説明をしていく予定である。
(4) WG4 「20年後,50年後の脳科学ビジョンの策定」
文部科学省「戦略的に推進すべき脳科学研究に関する作業部会」より、中期的ビジョンについてプレゼンテーションするよう要請を受け、「脳科学研究の現状と今後の展望」をとりまとめ、2019年11月に連合代表・将来構想委員会委員長にて発表した。長期的ビジョンについても、引き続きこれから議論を進めていく予定である。
4. 脳科学リテラシー委員会からの活動報告(小泉委員長)
脳科学オリンピック(Brain Bee)の報告がなされた。
脳科学オリンピックの収支報告がなされた。
5. 広報委員会からの活動報告(上田委員長)
2019年6月~2020年5月で第14~17回脳科学豆知識が掲載された。過去17回のうち、アクセス数ベスト3の回が紹介された。
報告事項:2
山脇代表の任期中の活動の最終報告
(1)日本学術会議の第二部拡大役員会への推薦
2019.12.9にメール配信、12.12までに異議なしのため承認された。
(2)日本臨床神経生理学会50周年記念事業、記念誌への寄稿
伊佐次期代表が寄稿予定である。
(3)日本精神神経学会 精神医学研究推進委員会
「精神疾患の克服と障害支援にむけた研究推進の提言」
当事者・家族・一般の方向け要約版への本連合名の掲載、2020.3.30に提言最終版を評議員宛てメール配信済
以上