第16回評議員会
【日本脳科学関連学会連合 第16回評議員会 議事要録】
日時
2020年9月23日(水曜日) 14:00~16:00
場所
Web会議(Zoom meeting)
出席者
56名
(名簿順、敬称略)
日本アルコール・アディクション医学会:高田 孝二、宮田 久嗣(藤宮 龍也の代理出席・委任状なし)
日本解剖学会:八木沼 洋行、岡部 繁男、野田 泰子
日本磁気共鳴医学会:黒田 輝、青木 茂樹、阿部 修
日本小児神経学会:伊東 恭子
日本自律神経学会: 荒木 信夫、黒澤 美枝子
日本神経回路学会:阪口 豊、銅谷 賢治、鮫島 和行
日本神経化学会:小泉 修一、林(高木) 朗子、尾藤 晴彦
日本神経科学学会:柚崎 通介、宮川 剛、伊佐 正
日本神経学会:戸田 達史、高橋 良輔(途中退出)
日本神経心理学会:鈴木 匡子、永井 知代子
日本神経精神薬理学会:池田 和隆、山脇 成人
日本神経内分泌学会:上田 陽一
日本神経病理学会: 村山 繁雄
日本神経放射線学会:三木 幸雄
日本神経免疫学会: 横田 隆徳、山中 宏二
日本心理学会:坂上 雅道、梅田 聡(途中退出)
日本睡眠学会:勢井 宏義、栗山 健一
日本頭痛学会:平田 幸一、竹島 多賀夫、柴田 護
日本精神神経学会:三村 將、久住 一郎
日本生物学的精神医学会:尾崎 紀夫、加藤 忠史
日本生理学会:石川 義弘、福田 敦夫、加藤 總夫
日本てんかん学会:池田 昭夫
日本認知症学会:秋山 治彦、岩坪 威
日本ニューロリハビリテーション学会:近藤 和泉
日本脳神経外科学会:冨永 悌二、齊藤 延人
日本薬理学会:谷内 一彦(途中退出)
日本臨床神経生理学会:正門 由久、後藤 純信、矢部 博興
日本臨床精神神経薬理学会:加藤 正樹
代表補佐:松田 哲也
脳科学リテラシー委員:小泉 周、奥村 哲
欠席者
34名(委任状あり)・4名(委任状なし)
(名簿順、敬称略)
日本アルコール・アディクション医学会:藤宮 龍也、松下 幸生(委任状)
日本小児神経学会:小林 勝弘(委任状)、岡 明(委任状)
日本自律神経学会:栗田 正(委任状)
日本神経学会:望月 秀樹(委任状)
日本神経心理学会:池田 学(委任状)
日本神経精神薬理学会:中込 和幸
日本神経内分泌学会:小澤 一史(委任状)、有馬 寛(委任状)
日本神経病理学会:吉田 眞理(委任状)、柿田 明美
日本神経放射線学会:長縄 慎二(委任状)、興梠 征典(委任状)
日本神経免疫学会:藤原 一男(委任状)
日本心理学会:坂上 貴之(委任状)
日本睡眠学会:内山 真(委任状)
日本精神神経学会:神庭 重信(委任状)
日本生物学的精神医学会:鈴木 道雄(委任状)
日本てんかん学会:高橋 幸利(委任状)、川合 謙介(委任状)
日本認知症学会:森 啓
日本ニューロリハビリテーション学会:鈴木 則宏(委任状)、伊達 勲(委任状)
日本脳科学会:伊豫 雅臣(委任状)、遠山 育夫(委任状)、佐藤 康二(委任状)
日本脳神経外科学会:野﨑 和彦(委任状)
日本薬理学会:橋本 均(委任状)、池谷 裕二(委任状)
日本リハビリテーション医学会: 出江 紳一(委任状)、久保 俊一(委任状)、安保 雅博(委任状)
日本臨床精神神経薬理学会:染矢 俊幸(委任状)、下田 和孝(委任状)
認知神経科学会:本村 暁(委任状)、福山 秀直(委任状)、村井 俊哉(委任状)
事務局:理化学研究所 脳神経科学研究推進室 孝子
オブザーバー:京都大学 武井、長良
理化学研究所 脳神経科学研究推進室 角田
配布資料
資料0 第16回評議員会次第
資料1 第15回評議員会議事要録
資料2-1 2020-2022年期の脳科連活動方針
資料2-2 脳科学委員会資料
資料3 2020年度予算案
資料4 選挙管理委員会委員選出方法等案
資料5 広報委員会委員選出方法等
資料6 ブルーバックスWeb連動企画
資料7 脳科学オリンピックの寄附金の会計監査(2019.4.1~2020.3.31分)
参考資料:評議員名簿、役員名簿、脳科学オリンピック報告・提案書
(1)開会
議長(伊佐連合代表)より開会の辞がなされた。
(2)出欠確認及び連絡事項の説明
事務局よりWeb会議における注意事項の説明がなされた。議決案件の承認については、Zoomの画面右下の「拍手」もしくは「賛成」の押下により行われることが説明された。出欠状況の報告及び本会の成立要件を満たしていることが確認された。
議題
(3)第15回評議員会議事要録
連合代表より、資料1に基づき議事要録の確認及び補足説明がなされた。また、山脇代表補佐(前代表)より補足説明がなされた。評議員からの意見等はなく、議事要録は確定した。
(4)2020-2022年期の脳科連活動方針
⚫資料2-1に基づき、山脇代表補佐の構築した将来構想委員会の4つのWGにおける現在の進捗状況について連合代表より説明がなされた。
⚫資料2-2に基づき、脳科学委員会について連合代表より説明がなされた。
本連合のWG4を含む各方面の関係者から意見聴取がなされ、現状と課題がまとめられている。
将来構想委員会については、山脇代表補佐、尾藤将来構想委員長より補足説明がなされた。
尾藤将来構想委員長より、以下の意見がなされた。
☆今後は提言を官庁だけではなく、内閣府健康・医療戦略室などにも発信していく必要がある。
☆提言のフォローアップ、今後の大きな課題を注視しつつ掘り下げていくことが次期将来構想委員会に期待される。
☆脳科学では他分野との融合、感染症と脳機能など、従来中核でなかった分野が臨床的な観点から取り上げられる可能性が考えられるため、本連合での討論が必要である。
☆対AMED、対脳科学委員会への位置づけを踏まえて連合として提言の適切なタイミングで行っていく必要がある。
⚫柚﨑将来構想委員より提言は脳科学コミュニティーの総意であることの重要性について発言がなされた。
⚫横田評議員より融合脳プロジェクトの今後の方向性に関する質問があり、岡部代表補佐より文科省からAMEDでのプラニングがスムーズでないことがあるので、公募要領に当初のアイデアが反映されるように働きかけたいとの発言があった。
⚫学術会議の分科会での神経倫理に関する提言発出の予定、また6月25日に脳科連より発出した緊急提言の経緯について連合代表より説明がなされた。緊急提言については山脇代表補佐より補足説明がなされた。
⚫今期の目標として、会員学会の一般会員にも広く脳科連のことを知ってもらうための広報活動を重視したい。そこでその体制の強化の一環として、バイマンスリーメールマガジンを発信した。メールマガジンについて上田広報委員長より補足説明がなされた。また、会員学会のWebページからの本連合へのリンクとバナー掲載についての依頼がなされた。
⚫事務局体制の安定化の一つとしての財務体制の強化について伊佐代表より説明がなされた。
議決案件
(5)議決1 2020年予算案について
資料3に基づき、事務局より説明及び連合代表による補足説明がなされ、承認された。
(6)議決2 選挙管理委員の構成、役職、委員長の選出案の承認及び選出
資料4に基づき、第15回評議員会で設置が承認された選挙管理委員会委員についての運営案が連合代表より提案された。第13回及び第14回評議員会のWeb投票で行われた代表選挙、副代表選挙、運営委員選挙について、山脇代表補佐及び柚﨑将来構想委員より補足説明がなされた。透明性の担保は重要であり、候補者の所信表明がなされるようにすべきとの意見がなされた。連合代表より自薦及び他薦の候補者を募ったがいなかったため、内諾を得ている鮫島和行 評議員(日本神経回路学会)、加藤総夫 評議員(日本生理学会)、山中宏二 評議員(日本神経免疫学会)が候補として挙げられ、承認された。
(7)議決3 広報委員の構成、役職、委員長の選出案の承認及び今期広報委員の増員
資料5に基づき、第15回評議員会での運営規約改訂に伴い広報委員会委員に関する規約がなくなったため、本評議員会で運営案が連合代表より提案された。運営委員会とのリエゾンの観点から小泉修一 運営委員(日本神経化学会)を広報委員として増員することが提案され、承認された。
(8)議決4 ブルーバックスWeb連動企画について
資料6に基づき、小泉脳科学リテラシー委員より本連合への監修料、監修方法等について説明がなされた。運営委員会における議論で学会連合としてのそれなりの責任が生じるという意見が出されたことを踏まえて、承認された。
(9)議決5 脳科学オリンピック寄附金の会計監査(平成31年度・令和元年度分 2019.4.1~2020.3.31分)
資料7に基づき、鈴木会計監査委員より会計が適切であることが報告された。本連合分の寄附金の入金がなかった要因として脳の世紀推進会議への今年度の寄附金会計の委託業務がなくなり、本連合事務局で一時預かりしていることが補足説明された。奥村脳科学リテラシー委員、山脇代表補佐より補足があり、承認された。
参考資料に基づき、奥村脳科学リテラシー委員より脳科学オリンピックに関する現況の説明がなされた。コロナ禍の影響を鑑み、今年度を含め2-3年についてはCBTでの国内予選を実施したい旨が説明された。CBTでの実施に伴う参加者からの参加料3000円の徴収については運営委員会等で検討していくこととした。
以上