第12回運営委員会
【日本脳科学関連学会連合 第12回運営委員会 議事録】
日時
2015年10月1日(木曜日)(メール配信日)~10月9日(金曜日)(回答締切日)
参加者
(名簿順、敬称略)
水澤英洋 代表(日本神経学会)
岡部繁男 副代表(日本解剖学会)
山脇成人 副代表(日本神経精神薬理学会)
伊佐正 委員(日本生理学会)
斉藤延人 委員(日本脳神経外科学会)
里宇明元 委員(日本リハビリテーション医学会)
田中啓治 委員(日本神経科学学会)
西川徹 委員(日本生物学的精神医学会)
議題 : 脳科連ウェブサイトの拡充について
(1)Brain/MINDSプロジェクトへのリンクについて(審議事項)
(2)脳科学オリンピックに関するページ新設について(審議事項)
(3)マメ知識コーナー新設について(審議事項)
(4)脳科学に関する質問コーナーの新設について(審議事項)
審議の結果
議題(1)Brain/MINDSプロジェクトへのリンクについて
日本脳科学関連学会連合のウェブページに、現在国内で推進されている脳科学関連の大型プロジェクトを紹介しリンクすることが提案され、脳科学関連学会連合やその脳科学将来構想委員会の寄与を強調しすぎないように表現に注意すること、参照先について漏れがないようにすること、参照される側の了解を得ることとなった。
以下の文案が提案された。
——————————————————————————————-
日本脳科学関連学会連合では、脳科科学将来構想委員会を設け、世界の脳科学の動向を把握し、各会員学会等からの意見を集約して、日本における脳科学のあり方について検討しています。そして各方面からの求めに応じて、さまざまな形で発信しています。
現在、国内では以下のような脳科学関連の大型プロジェクトが走っています。
●文部科学省委託事業
・脳科学研究戦略推進プログラム
●国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)委託事業
・革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト(Brain/MINDS)
●国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業
・脳神経回路の形成・動作と制御
・脳情報の解読と制御
●文部科学省 科学研究費補助金 新学術領域研究(平成28年度実施中のみ)
・マイクロエンドフェノタイプによる精神病態学の創出(平成24~28年度)
・グリアアセンブリによる脳機能発現の制御と病態(平成25~29年度)
・行動適応を担う脳神経回路の機能シフト機構(平成26~30年度)
・脳タンパク質老化と認知症制御(平成26~30年度)
・構成論的発達科学-胎児からの発達原理の解明に基づく発達障害のシステム的理解-(平成24~28年度)
・共感性の進化・神経基盤(平成25~29年度)
・こころの時間学 ―現在・過去・未来の起源を求めて―(平成25~29年度)
・脳内身体表現の変容機構の理解と制御(平成26~30年度)
・多様な質感認識の科学的解明と革新的質感技術の創出(平成27~31年度)
・非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解(平成27~31年度)
・多様性から明らかにする記憶ダイナミズムの共通原理(平成25~29年度)
————————————————————————————————
(新設済)
議題(2)脳科学オリンピックに関するページ新設について
全会一致で、日本脳科学関連学会連合のウェブページにページを新設することとなった。(新設済)
議題(3)マメ知識コーナー新設について
既に神経科学会が脳科学辞典を作成しているので、どのように切り分けるかを明確にしておく必要がある、また各学会の分担で実行する必要があるとの意見があり、評議員会で審議することとなった。
議題(4)脳科学に関する質問コーナーの新設について
前回の評議員会の議論を踏まえ、実務負担や実行可能性などについて広報委員会で検討し、問題を回避する安全策を講じて議題を提案したが、担当者や関連学会の負担などへの懸念がいろいろ指摘され、広報委員会へフィードバックするとともに、評議員会でさらに議論を行うことが提案された。
以 上